タイヤ屋ブログ(スタッフブログ)

車高調の細かい仕様 その5


みなさまいつもパーツワン大阪店のブログを

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

約半世紀前の本日。アポロ11号が月面に着陸するという偉業を成し遂げました。

 

 

そしてこのアポロ11号を率いて人類史上初めて月面の大地に降り立った男の名は

 

 

「ニール・オールデン・アームストロング船長」

 

 

彼の地を初めて歩いた際に彼が遺した言葉はあまりにも有名です。

 

 

 

 

 

「That’s one small step for a man, one giant leap for mankind.」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直英語なので意味はサッパリですが、おそらくコッテリした意味の言葉なのでしょう。

 

 

 

 

 

「人類みな友達」精神に則って、僭越ながら私も名言を吐かせてもらうとすれば

 

 

「俺のツレあそこ(月)行ったことあんねんで。いやマジでマジで。」

 

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

 

 

私が吐いた名言によって ”月” という存在が ”ユニバ” ぐらいグッと近くなったのでは。

 

 

 

 

 

それでは車高調の細かい仕様についての続きを解説して参ります。

 

 

<アッパーマウントの構造の違い>

そもそも 「アッパーマウント」 ってなんでんねん。とお思いの方もおられることでしょう。

 

 

百聞は一見にしかず。ということで。

これはとある車種の純正の 「アッパーマウント」 ですが、車種によってその形状や構造は様々です。

 

 

で、これがサスペンションのどこについてるのかというと。

お分かりでしょうか。

 

 

先程の写真と形状は違いますが、こんな感じでサスペンションの上側についています。

「アッパーマウント」 は、ただ単にサスペンションをボディに固定するためだけの部品ではありません。

 

 

構造による違いはあれど、 「アッパーマウント」 はいろんな役割を果たします。

 

 

その一つが ”緩衝” の役割です。

 

 

 

 

 

路面のギャップを越えたり、異物を踏むとタイヤには衝撃が加わります。

 

 

そして、タイヤだけでは吸収しきれなかった衝撃は

 

 

ホイール → ハブ → ナックルアーム(もしくはロアアーム) → サスペンション → ボディ

 

 

といった感じで伝播していきます。

 

 

 

 

 

サスペンション(バネやショック)も衝撃を和らげる部品ですが素材は金属ですので、衝撃を吸収しきれないこともままあります。

 

 

ボディに衝撃が伝わってしまうと、 ボディからシートへ、シートから搭乗者へと衝撃が伝わってしまうので言わずもがな乗り心地はよくありません。

 

 

そこで、ボディへ衝撃が伝わらないようにする最後の砦が 「アッパーマウント」 なのです。

 

 

 

 

 

もうひとつの役割がタイヤの ”回転軸” になることです。これは ”ストラット式” のサスペンションに限りますが

 

 

タイヤが左右へ動くとサスペンションも連動して回転します。

 

 

「アッパーマウント」 の動きが悪いとハンドリングにも影響するので非常に重要なパーツです。

 

 

 

 

 

そして 「アッパーマウント」 には大きく分けて2種類の構造があります。

 

 

主に純正サスペンションに採用されている ”ゴムブッシュ式” と、

 

 

スポーツ走行向けのサスペンションによく採用されている ”ピロボール式” の2種類です。

 

 

 

 

 

”ゴムブッシュ式”

 

 

”ピロボール式”

 

写真だけではなんのこっちゃですよね。

 

 

分かりやすいイラストを勝手に拝借してきました。

こっちが純正に多い ”ゴムブッシュ式” です。

 

 

純正の 「アッパーマウント」 はゴムブッシュを採用することで衝撃や振動が車内に伝わりにくい仕組みになっています。

 

 

ただし ”ストラット式” のサスペンションの場合、ゴムブッシュが抵抗になってしまいサスペンション自体が ”回転軸” になるという役割を果たせません。

 

 

そこで、ゴムブッシュとスプリングの間にスラストベアリングを挟み込むことでスムーズに回転できるようになっています。

こっちが ”ピロボール式” の 「アッパーマウント」 です。

 

 

”ゴムブッシュ式” とは違い、 ”緩衝” の役割を果たすものがなく

 

 

ピロボール自体がスラストベアリングの代わりに回転するという仕組みです。

 

 

 

 

 

では次回改めてそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。