タイヤ屋ブログ(スタッフブログ)

アンダーとかオーバーとかステアの話 その2


みなさまいつもパーツワン大阪店のブログを

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月ももう半ばに入り、暖かい気候になってきました。

 

 

そろそろ衣替えの季節ですね。

 

 

暑がりの私は、早くも半袖半ズボンにビーチサンダル、麦わら帽子に虫取り網の導入を検討中です。

 

 

 

 

 

長い冬を終えポカポカしてくると、窓を開けてドライブするのがすごく気持ち良い反面、

 

 

否応なしに虫が車内に侵入してくるのでなんとも言えない気持ちになります。

 

 

このプラマイゼロ感はもはや春の風物詩といってもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

さて。どーでもいい前置きは置いといて。

 

 

前回の続きです。

 

 

 

 

 

 

足回りのセッティングで「アンダーステア」「オーバーステア」の特性をうまくコントロールするために

 

 

重要なのはバネです。

 

 

ダンパー(ショックアブソーバー)も重要な役割がありますが、あくまでも主役はバネで、

 

 

ダンパーは補佐的な役割を担います。

 

 

 

 

 

バネとダンパーは2つで1セットです。これが4輪のサスペンションに備わっているので、

 

 

それぞれのセッティングバランス(主に硬さ)を変えていくとどうなるのかを解説します。

 

 

ちなみに左右で違うセッティングにすることはほぼないので、前後のセッティングバランスを変えるという方向で話を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

まずは荷重移動についてですが、荷重というのは車が動いている限り、前後左右へ常に移動を繰り返しています。

 

 

誰しもが学生時代に全校集会などで校長先生のありがたいお話を聞くときに、

 

 

右足から左足へ、左足から右足へ荷重移動をしたと思いますが、あんな感じのこととが車でも起きています。

 

 

 

 

 

 

「アンダーステア」 「オーバーステア」というのは曲がる時の特性ですが、

 

 

曲がる前というのはブレーキを踏むなりアクセルを緩めるなり、 ”速度を落とす” ということをしますよね。

 

 

”速度を落とす” と車の荷重は慣性の法則によって前へ移動します。

 

 

 

 

車重が1500kgの車であれば、停車時で [前750kg/後750kg] という荷重の状態だとすると

 

 

”速度を落とす” ことによって [前1200kg/後300kg] という状態になるという感じです。

(あくまでイメージですので実際はこんなに単純ではありません。)

 

 

 

 

 

 

で、この荷重を受け止めるのはバネですから、上の例でいくと ”速度を落とす” 時の

 

 

バネの状態は [前縮む/後伸びる] という感じです。

 

 

で、バネというのは縮めると伸びようとする力が働き、逆なら縮もうとします。

 

 

”弾性力” というやつですね。

 

 

 

 

 

つまり、 ”バネが縮んでいる状態” は [荷重がかかっている状態] 、

 

 

”バネが伸びている状態” は [荷重が抜けている状態] とも捉えることができますね。

 

 

 

 

 

 

 

そして荷重はサスペンションからタイヤへと伝わりますので、

 

 

操舵輪(ハンドル操作で左右に動くタイヤ)に荷重がかかると、曲がる力が強くなり

 

 

駆動輪(アクセル操作で回転するタイヤ)に荷重がかかると進む力が強くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つ車が曲がるときに働く力が ”遠心力” です。

 

 

”遠心力” は 「速度」 と 「重さ」 に比例して大きくなりますから、

 

 

曲がるときに荷重が前にかかっていれば前にかかる ”遠心力” が強くなり、

 

 

曲がる時ときに荷重が後ろにかかっていれば ”遠心力” は後ろが強くなります。

 

 

 

 

 

 

 

この前後に対しての荷重移動である ”慣性の法則” と

 

 

左右に対しての荷重移動である ”遠心力” が車が曲がるときに働く力です。

 

 

 

 

 

そして「アンダーステア」 「オーバーステア」の特性を決めるのは、この自然の法則と駆動方式です。

 

 

FF(前輪駆動)とかFR(後輪駆動)とか4WD(4輪駆動)とかですね。

 

 

 

 

 

FFは「フロントエンジンフロントドライブ」 、MRだと「ミッドシップエンジンリアドライブ」の略になります。 

 

 

つまりFFなら「前にエンジンがあって、前のタイヤが駆動するよ~」 で

 

 

4WDなら「前にエンジンがあって、全部のタイヤが駆動するんだぜすげえだろ」 ってな感じです。

 

 

 

 

 

エンジンがある場所(前か後ろか)によって重心が変わるので、水平な場所で停車状態なら

 

 

FFやFR、4WDは前が重く、RRは後ろが重く、MRはやや後ろ寄り(ほぼ真ん中)が重いということになります。

(車によって違うのであくまでも分かりやすくするためのイメージだと思ってください。)

 

 

 

 

 

 

 

ここまでなんとなくイメージできましたか?

 

 

 

 

 

 

ここまで解説したことを踏まえた上で、どういうふうに車が曲がっていくのかを

 

 

解説したいと思いますが、また次回にじらしたいと思います。

 

 

次回、車が曲がります。(笑)