タイヤ屋ブログ(スタッフブログ)

バネレート?自由長?


みなさまいつもパーツワン大阪店のブログを

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

前回軽く触れましたが、 ”バネレート” と ”自由長” について解説していきます。

 

 

 

 

 

前回、 ”バネレート” はバネの硬さで ”自由長” は長さだと言いました。

 

 

使われる単位は ”バネレート” が kgf/mm(キログラムフォース/ミリメートル)

 

 

”自由長” はいわずもがな cm(センチメートル) もしくは in(インチ)

 

 

そして昔一緒に働いていた先輩が ”心の弱さ” の単位は sm(センチメンタル) なんだと教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

”バネレート” が 5kgf/mm だとするならば バネに 5kg の力が加わると 1mm 縮む。

 

 

という意味です。数値が大きいほど硬く、小さいと柔らかいということになりますが、

 

 

サスペンションの型式(ストラット式とかダブルウィッシュボーン式とか)や車の重さなどによっても設定値は変わるので

 

 

一概に数字だけ見ても、「このバネは硬いか柔らかいか」という判別はできません。

 

 

比較対象として、純正バネや現状のセッティングと比べるのが一般的です。

 

 

 

 

 

”自由長” はバネに荷重がかかっていない状態(0G)でのバネの長さです。

 

 

”自由長” が長いほど、サスペンションのストロークが増えますが、

 

 

ショックの最大ストローク量を超えてバネがストロークする事はありえないので

 

 

長ければいいというわけでもありません。

 

 

 

 

 

因みに、一般的な成人の平均的な ”心の弱さ” を 10sm(センチメンタル)だとするならば

 

 

あの、某国民的アンパン型ヒーローで 20sm (顔濡れ時で 2.5sm )

 

 

毎週同じ過ちを繰り返し、毎週同じ痛い目に合うあの、某国民的ばい菌のBKMで 45sm

 

 

行く先々で殺人事件が起こったとて、全く意に介さないあの、某国民的小学生名探偵のEDGWKNNで 218sm

 

 

だそうです。(※昔一緒に働いていた先輩調べ)

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで 「ダウンサス」 の話に戻しますが、車高を決めているのは主にバネです。

 

 

そのバネが柔らかくなったり短かくなったりすると車高が落ちるし、その逆なら車高が上がります。

 

 

つまり 「ダウンサス」 はこの特性を利用しているわけです。

 

 

 

 

「ダウンサス」 はいろんなメーカーが作っているので、それぞれ性格は違いますが基本的な構造は同じです。

 

 

どの 「ダウンサス」 をチョイスすれば自分好みのセッティングに出来るのか分からない

 

 

という時に覚えておくと便利なのが、 ”バネレート” と ”自由長” です。

 

 

 

 

 

 

例えば ”バネレート” が硬くて ”自由長” が短い 「ダウンサス」 だと車高は下がるが乗り心地は硬くなりますし、

 

 

”バネレート” が柔らかく ”自由長” が長い 「ダウンサス」 だと車高はそれほど下がらないが乗り心地は柔らかくなります。

(あくまでも例えばの話ですので一概には言えません。)

 

 

 

 

 

 

「ダウンサス」 の場合は、基本的に交換する部品はバネだけということが多いので

 

 

一つの部品だけでセッティングのバランスをとることは非常に難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

車高重視なのか乗り心地重視なのか。コーナリング重視なのか直進安定性重視なのか。

 

 

オーバーステア特性にするのかアンダーステア特性にするのか。街乗りかサーキットか。グリップかドリフトか。などなど。

 

 

足回りが担う仕事は非常に多く、常に変わる路面状況や荷重移動、はたまた乗車人数や積載量などの

 

 

外的要因も加味した上で最適なセッティングをはじき出すのは至難の業です。

 

 

 

 

 

 

車のセッティングは「あちらを立てればこちらが立たず」ということが多く、

 

 

特に足回りのセッティングはプロでも難しい世界です。

 

 

 

 

 

 

「ダウンサス」 を選ぶときは、 純正(もしくは現状のセッティング)と比べて何%ほど ”バネレート” が硬くなるのか、

 

 

”自由長” は何cm長い(短い)のか、それで何cm車高が落ちるのか、ということを各メーカーごとの

 

 

HPなどであらかじめ確認しておくとイメージしやすいと思います。

 

 

 

 

次回へつづく。