タイヤ屋ブログ(スタッフブログ)

エンジンオイル 粘度って何? その4


みなさまいつもパーツワン大阪店のブログを

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

本日は2月3日。

 

 

 

そうです。

 

 

 

節分です。

 

 

 

 

 

 

 

太古から続く因縁の闘いの日です。

 

 

「巨人VS阪神」 「レアルVSバルセロナ」などなど

 

 

現代にもさまざまな ”因縁の対決” がありますが、

 

 

今日のそれはレベルが違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人VS鬼」

 

 

 

はたして今年はこの因縁にピリオドを打つ事ができるのでしょうか。。。

 

 

 

 

しかし、私には納得のいかない事がいくつもあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

金棒を振り回す「鬼」に対して、「人」に許された武器は豆のみ

 

 

文明の発達した現代ですから

 

 

そろそろ武器をアップグレードしてもよいのではないでしょうか!

 

 

 

 

 

 

そして毎年毎年「鬼」サイドが必ず先攻、

 

 

「人」サイドは後攻・・・というかほとんど不意打ちに近い!

 

 

 

 

金棒+不意打ちでは「鬼」のアドバンテージが大きすぎやしないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことを言いながら今週もブログを書いていきます。(笑)

 

 

 

 

さてさて。

 

エンジンオイルの ”粘度” のはなしもそろそろ佳境です。

 

 

コチラの表において解説していない項目があと一つ。

 

それが ”高せん断における粘度” 。

 

 

 

”高温高せん断における粘度” とも言われます。

 

これを ”HTHS粘度” といいます。

 

 

 

 

 ”せん断” ってあまり耳馴染みのないワードですよね。

 

 

 

せん断とは ・・・

せん断とは物体をはさみ切るような作用をいう。

物体のある断面に平行に、互いに反対向きの一対の力を作用させると

物体はその面に沿って滑り切られるような作用を受ける。

これがせん断作用で、このような作用を与える力をせん断力といい、

このせん断力により物体の断面に生じる内力をせん断応力という。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

 

と、いうことです。(笑)

 

 

 

 

エンジン内部のピストンとシリンダーの間や

 

ギアが高速で動くギアボックス内部など

 

この ”せん断力” が働く場所において

 

オイルが ”せん断” されるとどうなるのか。

 

 

 

 

オイルの中には ”粘度指数向上剤” という

 

高分子ポリマーでできた添加剤が入っています。

 

 

 

 

ポリマーとは分子の重合体です。

 

なので ”ポリマー” という物質があるわけではなく、

 

なにかの物質がたくさん集まって連結してできたものの総称が ”ポリマー” です。

 

 

 

その「なにか」がプロピレンという物質ならポリプロピレンになりますし

 

アミノ酸ならタンパク質になります。

 

 

 

エンジンオイルに入っているポリマーはベースオイルの中に

 

絡まった糸くずのような状態で溶解しており、

 

高温になると、これが膨らんで粘度が向上するという仕組みです。

 

 

 

ベースオイルは温度が上がるにつれ粘度が下がりますが

 

ポリマーが膨らむことで流動抵抗が増すので、

 

エンジンオイルが高温になっても粘度を維持できるということですね。

 

 

 

しかしポリマーを含んだオイルが ”せん断” されたり

 

100℃よりもさらに高い高温下にさらされると

 

ポリマーの分子結合が破壊されて粘度が低下していきます。

 

 

 

これがいわゆる ”熱ダレ” という現象になります。

 

 

  ”熱ダレ” を起こしたオイルはエンジンが高温になった時(巡航時)に

 

油膜を維持できなくなり、金属部品の摩耗を早めてしまうので

 

結果的にエンジンが壊れやすくなるのです。

 

 

 

ちなみに150℃の時の ”HTHS粘度” が2.6mPa・s未満だと

 

摩耗のスピードが著しく早まるので、

 

この2.6mPa・sという数値を下回らないように、

 

オイルを作ることが求められます。

 

 

 

 

ですが!

 

 

 

最近「0W-16」「0W-12」「0W-8」なんて規格のオイルまで

 

登場してきているので、オイルメーカーの涙ぐましい努力が伺えます。

 

 

 

作るだけならともかくどうやってエンジンオイルとして成立させているのか、

 

私にも分かりません。(勉強不足ですいません。)

 

 

 

「0W-8」の ”HTHS粘度” を調べてみたら

 

1.7mPa・sだったので、このオイルを使っても

 

壊れないエンジンを開発する自動車メーカーもすごいですよね。

 

 

ついでに解説しておくと上表の左側「J300」と表記されている方が

 

エンジンオイルの規格、「J306」はギアオイルの規格になってます。

 

 

 

 

 ”粘度” ってなんぞや?というテーマでブログを

 

更新して参りましたが、今回で一旦完結です。

 

 

 

 

エンジンオイルをテーマにした内容はまだまだ続けますが。