タイヤ屋ブログ(スタッフブログ)

エンジンオイル 粘度って何? その2


みなさまいつもパーツワン大阪店のブログを

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

今年も残すところあと345日

 

大阪万博まではあと1800日ほどでしょうか。

 

 

 

当ブログが万博までの暇つぶしになれば幸いです。

 

 

 

 

恐らく万博のころには今まで発表されなかった

 

近代技術がお披露目になったり、

 

近未来の地球の姿というものが見られることでしょう。

 

 

 

 

待ち遠しいですね。

 

 

 

 

 

 

それでは前回のつづきです。

 

 

 

エンジンオイルの ”粘度”

 

特に ”SAE粘度” について解説して参りましたが、

 

これらが何を基準に決められているかご存知でしょうか。

 

こんな表があります。

 

 

パッと見て何か分かるよという方は

 

プロのお方でしょうか。

 

 

 

 

 

小難しくなるので普段ならほぼ全割愛するところですが

 

せっかくブログのテーマにしたので

 

一つずつ解説したいと思います。

 

 

 

まあエンジンオイルを作りたいわけではないので

 

「知ったところで感」は否めませんが。

 

 

~CCS(コールド・クランキング・シュミレーター)粘度~

 

エンジンが止まらずに動き続ける事ができるのは

 

エンジンが動いているからです。

 

・・・。

 

 

 

 

は?

 

って感じかもしれませんね。(笑)

 

よく目にするイラストを使って解説しましょう。

 

 

 

このイラストはエンジンを輪切りにしたもので

 

クランクシャフトがエンジンの動力をギアに伝える役割を担います。

 

 

 

クランクシャフトが動き出すと上図のようなサイクルが始まり、

 

爆発燃焼のエネルギーがギアに伝わり車が動きます。

 

 

 

この爆発燃焼のエネルギーはギアを動かすだけではなく

 

クランクシャフトが次に回転するためのエネルギーにもなります。

 

 

 

このようにしてエンジン自身がエンジンを動かすための

 

エネルギーを生みだすことで

 

動き続けることができるわけですが

 

エンジン始動時にはこの爆発燃焼のエネルギーは使えません。

 

 

 

そこで登場するのがセルモーターです。

 

バイクならキックペダル式のものもありますね。

 

 

 

このような外的要因によってエンジンを動かすことを

 

”クランキング” といいます。

 

 

 

エンジン始動前はエンジンオイルが

 

外気温と同じ温度、つまり冷え切った状態です。

 

 

 

そして ”クランキング” を行う際、

 

この冷え切ったオイルが抵抗となるので

 

一定のパワーが必要になるわけです。

 

 

 

「水」をかき混ぜるのと

 

「水あめ」をかき混ぜるのでは

 

抵抗の大きさが違うのと同じですね。

 

 

 

”クランキング” を行うセルモーターのパワーは

 

バッテリーなどに異常がない限り一定ですから

 

抵抗が大きすぎるとエンジンを始動できなくなります。

 

 

 

そこで、エンジンオイルが何℃の時に

 

エンジンを始動できなくなる粘度(固さ)に

 

なってしまうのかを数値化したものが

 

”CCS粘度” というわけですね。

 

 

 

前回解説しました ”SAE粘度” の「〇〇W」は

 

外気温が何℃の時に使用できるのかを

 

クラス分けしたものになります。

 

 

 

~ポンピング粘度~

 

これはまあなんというか。。。

 

そのままですね。

 

 

 

 

エンジンはオイルポンプという部品を使って

 

各部にオイルが行き届くように設計されていますが、

 

これを ”ポンピング” といいます。

 

 

 

 

オイルの通り道は非常に狭く、オイルが固い状態だと

 

うまく ”ポンピング” ができません。

 

 

 

この ”ポンピング” を規定された温度で行える

 

限界粘度を表したものが ”ポンピング粘度” です。

 

 

 

 

 

というわけで、、、

 

この表が ”SAE粘度” のグレードを決める

 

指標になっているということですね~。

 

 

 

次回へつづく。